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浜頓別町の自然情報ブログについて

 浜頓別町は、『クッチャロ湖』をはじめ、『ベニヤ原生花園』や『オオワシの森』など、 魅力的な自然環境に恵まれています。浜頓別町の自然情報ブログは、そんな四季折々の花や生き物、 風景といった地域の自然を観光協会の事務局が発信していきます。

【自然環境と野鳥】

野鳥  北海道浜頓別町は、北緯45度以北に位置し、オホーツク海に面しています。夏は涼しく冬には流氷も訪れます。 町の中心地には、水鳥の楽園として知られていて、ラムサール条約にも指定されているクッチャロ湖があります。
 クッチャロ湖は、周囲27kmで、道内では10番目に広い湖です。春と秋の渡りの季節になると、 カモ類などの水鳥が多数飛来してきます。中でもコハクチョウ(小白鳥)は、国内有数の飛来地で、 多い時には5~6千羽が渡って来ます。その他にも天然記念物のオオワシやオジロワシなどの猛禽類や特別天然記念物の タンチョウも生息しています。国内で初めて繁殖が観察されたツメナガセキレイ、流氷の季節には、コオリガモ等、 ロシアに近い事もあり、他の地域ではあまり見られない北方系の野鳥も観察されています。浜頓別町全体では、 これまでに300種類を超える野鳥の記録があり、国内でも隠れた探鳥地として注目を集めています。

【ベニヤ原生花園】 観察シーズン:5月中旬~9月中旬

ベニヤ原生花園  海岸に位置する原生花園は、北オホーツク道立自然公園に指定されています。330haの園内には、海浜、低層湿地、 高層湿地、河川、草原、森林等のエリアが存在し、多種多様な植物が点在しています。夏の平均気温は、17.58℃(7~8月) で、雨も少なく冷涼な気候は、本州の標高2,000mに近い環境となっています。このため、平地にも関わらず、 クロユリ、ハクサンチドリ、コバイケイソウ等の高山植物が見られます。また、園内は海岸沿いのため、 起伏もほとんどない遊歩道となっていて、住民の散歩コースとして利用されるほど平坦なコースになります。 歩くのが苦手な方でも20分程で、駐車場から海岸の往復ができます。海浜性のハマナス、ハマエンドウと湿地の植物、 高山植物が同時に見られる特殊な環境が人気です。特に7月中旬のノハナショウブの群生は、壮観で道北の雄大な 原生花園を楽しむことができます。

【オオワシの森】 観察シーズン:11月中旬~2月中旬

オオワシの森  砂金の川として知られるウソタンナイ川は、秋になるとサケ(別名:シロザケ、アキアジ)やカラフトマスが、 産卵のために遡上してきます。標高761mの朱文岳から浸み出す豊富な湧水は、サケ・マスの産卵と卵の成育に 必要不可欠で、多くの魚が故郷の川へ戻って来ます。産卵を終え力尽きて亡くなったサケ・マスの「ホッチャレ」は、 森に豊かな恵みをもたらす大切な栄養として、ヒグマ、キツネ、カラス、カモメ等に利用されています。  特に11月に入るとロシア・サハリン等で夏を過ごしていたオオワシ・オジロワシが渡って来て、 河川で冷蔵保存されたホッチャレを目当てに集まります。ワシ類のピークは12月中旬で、多い年には400-500羽となります。 多くのワシたちが休息をとり、1本の木に50-60羽のワシが止まる「ワシのなる木」もこの地域の魅力の1つです。 1月以降は数が少なくなり、道東方面へ渡って行くものと思われます。
 地域では、「オオワシの森」として、大切に見守っています。来訪者の方々には、マナーを守って観察をお願いします。 特に撮影のために牧草地や河畔林などに立入り、歩いてワシに近づこうとする方も見られます。ワシが安心して休める 環境作りにご協力下さい。また、道路での長時間の路上駐車や橋の上で三脚を立てた撮影など、危険な場面も見られるように なりました。積雪や路面凍結もあり、一台の車でも通行の妨げになっています。利用の際は、「宇曽丹生活改善センター」の 駐車場へ車を止めて、周囲とご自身の安全を優先して観察・撮影をして下さい。

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